ウッズ完全復活なるか １４日開幕

全米オープン選手権注目はタイガー・ウッズの完全復活なるか。

今季米ツアー２勝と好調の要因はドライバーの復調。

古傷の膝に負担をかけないスイングへの改造に取り組んだ結果、

ここ２年間は１００位以下だったドライバー指数が今季は１位。

開催コースはフェアウエーが狭い上に起伏を伴うため、

ティーショットの落としどころが肝心となり、今のウッズには有利。

フィル・ミケルソンは大会制覇を待ちわびる一人。

全米オープンは過去２位が５度と、あと一歩優勝に届かない。

ただ、今回のコースは左右に曲がるドッグレッグホール、

特に左打ちに飛距離が出しやすい右曲がりが多く、

先のマスターズを制したバッバ・ワトソン（同）とともに優位を生かしたい。

　世界ランキング１位のルーク・ドナルド（英国）も、

初のメジャー制覇に意気込む。

正確なロングアイアンと高速グリーンに対応できるパットが

優勝の鍵となるだけに、どちらも得意なドナルドには好機だ。

昨年大会最少スコアで制したロリー・マキロイには、

８９年のカーティス・ストレンジ（米）以来の連覇がかかる。

　

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