文章と暗算、左脳の同じ場所で…リハビリ応用へ

文を理解する時と暗算をする時で、左脳前方の同じ場所が働くことを、

独マックス・プランク認知神経科学研究所などの研究チームが突き止めた。

失語症患者のリハビリへの応用が期待される成果で、

１１日に生物学の専門誌に発表した。

幕内充(みちる)・前研究員（現国立障害者リハビリテーションセンター室長）らは、

日本人１８人が日本語の文を聞いたり数式を暗算したりする際の脳の活動を、

ＭＲＩ（磁気共鳴画像装置）で調べた。

その結果、文中の単語と数字を聞き取る時はどちらも、

左脳前方にある「腹側(ふくそく)運動前野(ぜんや)」が活発に働いた。

さらに、その隣にあって発話にかかわる

「下前頭回弁蓋部(かぜんとうかいべんがいぶ)」が、

単語を合わせて句にする、数と数を足すなど、

一度覚えたものを組み合わせる時に働いた。

言葉の聞き取りや計算は従来、これら２か所とは

離れた別の場所が主に働くと考えられていた。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

国語力と算数能力は同じ能力なのか？

国語ができないで悩んでいた時期があったが、

精神的なものや経験的なことが多いのかな

国語と算数　どちらか好きになれば、訓練しだいで

両方得意になる・・・・・。

タグ：文章と暗算　左脳 文章と暗算、左脳